地元に来てくれてありがとう

 

私は人生で大きい発表された時にその場にいたこと

が全然なかった…

Zeppツアーが決まった日、中野サンプラザ、47ツアーが決まった日

 

Zeppが決まった日は東名阪ツアーの最終日だったと思う。

多分前日が大阪で次の日が東京

私その頃パンダドラゴンを知って数ヶ月しか経っていなくて、たまたま大阪はキャンセル待ちで行くことができたが、東京には行くことができなかった

 

配信で1人ケータイに向かってペンライトを降ってたのが懐かしいな〜なんて思っちゃったり

 

そこで発表されたZeppツアー

日程を見てみると1月から4月……

 

ツアーが決まってとても嬉しかった反面

私は行けない日程だった

 

成人式や国家試験、新社会人になろうとしてる時期と被ってしまっていた

 

あんなに推しが喜んでいるのに行けないから素直に喜べないこんなのオタク失格すぎる


結局地元で成人式が終わった次の日始発で地元から名古屋まで飛んでそのまま1人で暮らしてる家まで帰って次の日に学校でテスト受けたのを今でも覚えている

 

こんな風にZeppツアーは5箇所しかなかったのに全然回れなくて悔しい思いをした

 

Zeppツアーの最終日、この日もオタクは色々あって自分の家でオタクと配信を見た

 

最後のサプライズで発表された47都道府県ツアーと中野サンプラザ

 

47都道府県ツアーと言う文字が出た瞬間…地元のことを思い出した(これは後ほどじっくりお話します)

 

中野サンプラザという場所は田舎に住んでた人からするととても雲の上の存在だった……ここは絶対に行く仕事が何であろうと行くと決めた

 

 

そして始まった47都道府県ツアー

 

私が一生忘れることのないツアーになった

沢山嬉しいことも悔しいことも悲しいこともあった

 

推しの凱旋公演

初めての群馬県で調子に乗ってでかいぐんまちゃん買った

 

大阪公演では念願だった、学校が同じだった友達を連れて行くことができた

 

そして9月18日私の凱旋公演

ずっとずっと47ツアーが決まった時から1番楽しみにしてた日

 

だったのだが、台風の影響で延期……

このLINEを職場で見た時頭が真っ白になった

誰が悪いわけでもないが、1番楽しみにしてたし、成人式以来家族にも会ってなかったからやっと会える機会だった、

地元の友達も公演見に来てくれるはずだった

あと私の職場は早めに休み希望を出さないといけないので、もし次の延期された日が行けなかったらと色々考えて先輩の前で号泣した

 

あとは私ごとではあるが、私の大好きなおじいちゃんが余命宣告されていたこともあり、もしかしたら会える最後のチャンスと言われていたのでショックだった

 

でもそんな時に母親が

「そんな楽しみにしちょったんやけんどんな手段使ってでも帰ってくるだけ帰っておいで」と

その優しさに泣き、仕事が終わりそのまま帰れそうな電車で無事地元に帰ることが出来た。

 

それから石川島根と行き、私の誕生日公演の日

日付が変わってからお祝いメッセージをくれる人が沢山いて朝も起きてから沢山のメッセージが来てた

 

今日は誰よりも幸せになる!と決めて物販に並び始めてすぐの出来事だった……

 

 

ケータイをパッと見ると親からの大量なメッセージ

開いてみると

 

「おじいちゃんが亡くなった」

 

その一言で言葉も出なかった……

隣にいてくれたオタクに言うと優しく言葉をかけてくれた……



親に電話すると

 

「おじいちゃんが亡くなった……誕生日なのにごめんね…ごめん……帰ってくるのは明日でいいから今日は楽しんでおいね」

 

と泣きながら電話がかかってきた

私まで泣いてはいられないしっかりしなきゃ

と思ってその場では泣かなかった

 

今日は誕生日楽しまないとおじいちゃんも悲しむ

と思い推しの前でも楽しく過ごせた

 

後々聞いた話だがおじいちゃんとおばあちゃんが最後に話た言葉が、

 

「今日は○○(ちょこち)の誕生日だよ」

「おめでとう」

 

だったらしい

 

 

おじいちゃんに会えた最後は元々大分公演だった日

たまたま地元に帰れた日だった

 

 

そんなこんな色々あって

やっと地元公演

結局地元公演は休み希望提出の日程を何日か過ぎて

いたが、地元に帰ると言ったら許してくれた

 

私が生まれ育った場所は観光地

と言っても何一ついいところはない

 

影も薄いし存在感もない

 

そんな地元にずっと来たいって言ってくれてた推し

なんて言ったってハーモニーランドがあるからだ

 

そんな場所に推しが来るということは

最初で最後かもしれない

 

いつも通学で通っていた道

親と買い物しに行った場所

友達と何回も乗った電車

 

と思い出に浸りつつ向かった会場

いつもよりそわそわしていた

推しとの対面……地元に推しがいるという奇跡

 

泣きそうになったが、

話すのはいつも通りの話

そんな感じがオタクと推しっぽい

 

沢山の人が凱旋おめでとうって言ってくださって

とても嬉しかった

 

また推しが地元に来ますように

 

 

そんなこんなで仕事もあって沢山は行けなかった

47ツアーだったが、

とても濃い5ヶ月間だった…

 

 

ながくなったので中野サンプラザ公演のことはまたどこかで